ここでは、前記事で感情と深夜テンションに身を任せて文章書いてたら、途中でなんかこれ感想じゃないなってなった余談的なものを書いていきます。
・JapEnに出ようと思ったきっかけ
きっかけは、週刊ペンスピニングのアーカイブを見ていた時のことでした。
今週のCVのコーナーでルルタイムが取り上げられたときに、
いてざさん「alpさん、あれめちゃくちゃうまい。」
え、まじ?
超嬉しかったです。こういう風にべた褒めされるのあまりなかったので。
この時にテンション上がって、ペンスピモチベ更に上がりました。
本当に嬉しかったんですが、その反面複雑な気持ちもありました。
あの動画は、アルテマさんに「動画とって」「編集まだ進んでないからいつでもええよー」って言われて「じゃあ近いうちにできたら出しますねー」ていう軽い感じで、CVに出て見られて恥ずかしくない程度に適当にパパっとFS組んで撮影した動画だったんです。そんな動画をこんなに褒められていいのだろうかと、結構複雑な心境でした。
けど、すぐにポジティブに考えました。
るるタイムの動画が奇跡的に良かっただけかもしれないけど、今の現状でこんなに褒めてもらえるなら、本気を出したらもっとレベルの高い動画撮れるんじゃね?
俺、、、今年のジャペン狙えるんじゃね。。。?
てな感じでジャペンに参加しようと思いました。なんかなめ腐ってる感じ出てますね。いやな奴。
でも、この時期は本当にモチベ高くて、技も結構湧いてきてる状態でした。
さっそくオーダー作成に取り掛かりました。
(ちなみにSPSLにも参加希望したんですけど、あの時はあの時で一時限界を感じてました。もちろん駄目だった。)
・JapEnのFS
ストックしてるコンボから新たに思いついたコンボを取り入れて、FSはスムーズに完成しました。ほんとにスムーズ。
いわゆる、降りてきたってやつです。
完成した時、これだ!!!ってなりました。
けど、当時僕はDeryck 6thにも出演したいと思ってました。5thのリベンジがしたかった。
確か、第1次提出の締め切りとDeryck 6thの締め切りがちょっとかぶり気味だった気がする。
そこで、一旦Deryck 6thの方を優先しました。提出し終えた後、ジャペンのオーダーの練習をしようと思ったのですが、Deryck 6thに少し時間を使いすぎたので、完成度の時間を高める時間が少ねぇ!って焦りました。
そこから必死で1次締め切りまでの残りの時間をジャペンの撮影に費やしました。
1次提出までに何とか間に合わせることができたのですが、少し付け焼刃感が残る動画を提出することになりました。〆技は妥協して変なエアスピにすることに。
この時の僕の気持ちは、とにかく講評が欲しいの一心でした。〆技がクソなのはわかってるから、そこ以外のところもしっかり見て欲しい。
S枠なんて狙ってませんでした。A枠でも何でもいい、ジャペンに出たいからとにかく講評をくれと願うばかりでした。
提出して3日後にいてざさんからDMが。
(スクショの掲載は本人様から承諾を得ています)
まじかよ。
まじかよ!!!
ちょっと待って、一旦整理しよう。
JapEnの講評がもらえるのは合格に近い10人までで、その10人の中でもより合格に近い人が「S枠」に入れる。つまり、俺は合格に近い???S枠???来てんじゃね???
やっぱり今年俺に降りてきてんじゃね!!!!????
パニックになりましたね。
Discordの垢持ってなかったんですが、ジャペンの為に即効作りました。
・第2次JapEn撮影期間
ここからいてざさん、まりもさんに講評を貰いながら撮影してきます。
1次の講評に関しては、まず環境を改善してほしいとのこと。ジョイントマットは受けが良くないらしい。あとはアングルも、2人にとって受けがあまり良くなかったように見えた。FSは分かってたクソエアスピ。S枠取った以上、完璧以上に仕上げるしかねぇじゃん!!!
そう思い、直ぐにホームセンターに行ってスリム板を買ってきました。
この時の僕は軽くハイになってました。
ちなみに今はこんな感じになってます↓
気持ち悪!!!!!
汚すぎる。
ボコボコになりすぎやろ。
ペン落としまくったからな~。
でも、カメラを通すと全然目立たないんです。
元動画を目を凝らして見ると若干へこんでるとこあるなーというのが分かります。
環境整えてアングルも試行錯誤しながら撮影していったんですけど、実は撮影時期が大学のゼミのパワポ作成期間と丸被りしてて、正直めちゃくちゃきつくなることを予想してました。実際超きつかったです。なので、1週間のスケジュールを立てることにしました。
月:昼までオン授業、レポート、ペンスピ練。
火:授業全休。レポート、ペンスピ練。
水:夕方まで学校。ペン持ってったりした。帰ってレポートちょっと。
木~金:オン授業、レポート、ペンスピ練。
土:どっぷり撮影、講評貰う。
日:レポート。
めちゃザックリしてますね。
そして、思い通りにうまくいきません。
バイトは派遣なので、撮影期間は出勤希望出してません。
土曜日はとりあえず動画5個くらい撮影して、全部お2人方に見てもらうというのをしてました。S枠取った以上、使えるもんは使っていくぜ!という意気込みでした。
あと、いてざさんから今作の作風的に白っぽい服がいいと言われたので、指定の服を着るようにしてました。
学校行く日は、電車で通学中にスマホに入れたFSの動画を何回も見返したりしてました。
2次に入ってからの1、2回目の撮影はいい感じでした。まりもさんの「格段と良くなりましたね」の言葉はほんとに励みになりました。
この時点で予備動画が撮れたので、心にも多少の余裕ができました。
ただこっから調子が悪くなります。
3回目の撮影、全然とれねぇ!!!!
FS通してもガタガタ。メンタルボロボロ。体中痛い。レポートしんどい。
じゃあ何で送ってきたんだよ。
なんかもう錯乱しまくりでしたね。予備動画の影響が悪い方向に行ったのかもしれません。慢心してたんかも。
1回、2回と撮影していって、今日は今まで一番の動画が撮れた!と同時に、もうこれ以上の撮れる気がしねぇ!と思うのですが、数回見返すとやっぱり完成度がまだ足りないなと感じてました。
焦りが段々増えるばかり。
最終締め切りまで1週間切ったとき、授業のレポートも結構重なってた。学校行く時間も惜しい。
JapEnの撮影で完全にメンタルボロボロになってる時の僕 pic.twitter.com/TkqR0uEPmg
— a_l_p (@peeeen_embossuu) December 26, 2020
回しから疲れてるのが分かる。この通り完全に参ってる状態でした。
けど先ほども言った通り、今年は「降りてきた」年なんです。直感的に、ジャペン出れるのは今年しかチャンスねぇ!!と思ってた。
そこから、多分メンタルが1周してきて、締め切り前の土日に絶対に完成形が撮れるという根拠のない自信が湧いてきました。どうやってメンタル持ち直したかもう覚えてない。歴代のジャペンとか見まくって必死に自分を奮い立たせてた気がする。
そして、締め切り間近の土曜日。
この日撮れた動画は3つ、送った動画は1つ。
ついにこれだ!!!!!!と思う動画が撮れました。
いてざさんからは「もうこれ以上望まない」、まりもさんからは「素晴らしい」。
嬉しかったです。僕自身完成形が撮れたと思ったので、これを本提出にしました。
やっと解放された。1日余裕をもってJapEnの撮影を終えることができました。
ちなみに、翌日Deryck 6thが公開されて無事出演。嬉しいの連続でした。あと、まりもさんといてざさんも出演していてびっくりしました。ジャペンの制作委員も務めていながらも、クオリティの高い動画を撮るのまじで大変だと思う。
・吐きそう
こっからはもう祈るばかりでした。出演していますように。
「出てる出てない関係なしに全力出せたからいいや。受かってたらいいな。」という背伸びをした動画ではなく、「ちゃんと地に足をつけて挑んだ」動画なので、誰が出るかなーとか予想する気持ちの余裕はありませんでした。頼むから俺をジャペンに出させてくれ。
とまあ、余談はこんな感じです。
ここまで読んでくれてる人いんの。いたら、こんな駄文に付き合っていただいて感謝です。
今度から感想とかを書くときまでに、文章力をちゃんと身に付けておきます。
これで、JapEn 2020に関しての感想・余談は以上です。
繰り返しになりますが、JapEn制作委員会の皆様、ありがとうございました。
これからもペン回し頑張るぞー。